ここでは、「セキュリティインシデント」とは何かについて解説しています。
主な種類や、企業への影響、企業がとるべき対策などをまとめているので、ぜひ参考にしてください。
情報資産の漏えいをはじめとした情報セキュリティ関連の事故・事件が生じた状態を「セキュリティインシデント」と言います昨今は組織の規模にかかわらずセキュリティインシデントが増加しており、どんな企業でも警戒・対策が必要です。
セキュリティインシデントには、主に「外部による脅威」「災害など外的要因の影響」「内部の脅威」という3種類があります。
セキュリティインシデントは、企業に対し、以下に挙げるような重大な影響を及ぼします。
セキュリティインシデントに備えて企業がとれる対策としては、以下の4つが挙げられます。
自社の対策状況を見直してみましょう。
情報資産をしっかりと把握しておけば、現状の不備や万一の際にとるべき対策も明らかになりやすいためまずは情報資産を整理しましょう。
そのうえで、情報を取り扱う際のルールを定め、管理体制の強化を図ることが大切です。
一部の管理者や経営陣だけでなく、すべての従業員に対し、セキュリティリテラシー向上を目的とした研修を行う必要があります。
一度行って終わりではなく、定期的に実施し、知識・意識をアップデートしていくことが大切です。
どんなに管理体制を整備し、教育を徹底したとしても、外部からのサイバー攻撃や内部者によるミスなどは防ぎきれません。
そのため、高機能なセキュリティツールを導入し、インシデントリスクをなるべく抑えておくことが重要です。
万が一セキュリティインシデントが生じても、その後の対応が迅速かつ適切であれば被害を最小限に抑えられます。
インシデント発生時の対応手順や報告体制などを整えておきましょう。
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